icon (7/31~8/5)
私たちは普段、人を判断する時に何を基準としているでしょうか。
群衆の中で日々生活している私たちにとって、可視化されたものは分かりやすい判断基準となるでしょう。
しかし、可視化されたものだけで人は判断できるのでしょうか。
その奥にある意図であり、心 理、はたまた真理を読み取ることできるのでしょうか。
私たちの生活の中で選択すること は日常茶飯事でしょう。
選ぶことのはじまりを感じて頂ければ幸いです。
可視化された判断基準を「Eye」とし、記号化という意味を持つ「アイコン」
また、人を 表す「I」、「Love」を込めて製作した作品たちを総じて「icon」と名付けて展示致しま す。
[期間]2018年7月31日(火)〜8月5日(日)
[時間]11:00〜20:00 (最終日18:00まで)
[場所] kara-Sギャラリー
※こちらの展示は終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
私たちの生活に欠かせなくなっているSNSでとある「呟き」とコメントを見つけた。
いわゆる炎上だった。左翼的な呟きに対し右翼的な考えを持った人々が発言をした人の人格までも批判していた。
ここで取り上げたいのは政治的な問題ではないし、意見を持つこと を批判するわけでもない。
人が何を意識して、何を目的として人を批判することになって しまったのかである。
私たちは伝えたい、伝わってほしいから意見を持つ。また、幸福になりたいから行動する。
人を判断するということは文字などの可視化された分かりやすさだけでなく、
言葉と いうツールの奥にある心理や真理なのではないだろうか。
他者に対しても自分自身に対しても心の奥底を見なければいけない。
今回の展示では、これらのメッセージから作品を製作した。
<作家プロフィール>
赤迫瑠奈
京都精華大学ポピュラーカルチャー学部ファッションコース卒業。
Instagram @501nrkska
tumblr : runaakasako
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