大学生音楽産業フォーラム(10/23)
「教員から見た音楽業界の今」。
それぞれの立場で音楽業界について思っている事をそのまま。
各大学の現在、またはこれからについて。
今回が日本でも最初となる「大学生音楽産業フォーラム」では、音楽産業の現在、
そしてそこで求められている人材やスキル、そして、ポピュラー音楽を通し、
関東・関西の三大学が連携することによって実現出来る新しい大学教育のあり方について、
参加者との知識共有を目指すとともに、来年度のイベント実現に向けたそのキックオフ・ミーティング
(東京の学生と、京都・大阪の学生の顔合わせ、イベント実現に向けた情報交換のやり方の模索)をおこなう。
[開催日時] 10月23日(土) 開場14:30/開演15:00~終了17:00
[場所] kara-Sスタジオスペース
[入場料] 無料(先着順・申込不要)
[スピーカー] 安田 昌弘/山路 敦司/大山 昌彦/加藤 綾子
※ このイベントは終了いたしました。
Mr.childrenのプロデューサー・小林武史が主宰する烏龍舎で
シンセサイザープログラマー兼海外マネージャーをしていた吉岡英樹が、
転職した東京工科大学メディア部で、2年前にTUT MUSIC SUPPORT(以下 TMS)
というプロジェクト演習を始めたのがそもそもの始まり。
TMSは、吉岡先生の周辺にいたデビュー前のアーティストや学内外からオーディションしたグループなどを、
工科大の学生が主体となってプロモートし、それを通して学生の企画力や問題発見・解決能力を
伸ばすことを目的としたもので、ほとんど実際のプロダクション会社のような組織を持っている。
ライブペイントやCD販売で得た収益は、プランジャパンをいう貧困地帯の子どもたちを支援するNGOに寄付している。
東京工科大学で吉岡英樹とともに TMSの立ち上げと運営を一緒にやってきた社会学者の大山昌彦と、
京都精華大学人文学部でポピュラー音楽を教える安田昌弘が以前からの知り合いだったこともあり、
TMS的なことを京都でも出来ないかと模索していたところ、さらにそこに「初音ミクでゼミをする先生」として有名な
大阪電気通信大学の山路敦司が参加し、話を進めるうちに、TMSのアーティストを中心に、
関西の面白そうなアーティストも集めて、来年京都でライブイベントをしようということになった。
関東のアーティストを関西で売り出したり、
逆に関西のアーティストを関東でブレイクさせるには、
どんなやり方が考えられるんだろう?
そんな疑問を軸に、日本のポピュラー音楽のこと、地域文化のこと、
音楽産業のこと、情報通信技術のことなんかを考えて行きたい。
関連大学・教員
▼吉岡 英樹(東京工科大学メディア学部 講師)
▼大山 昌彦(東京工科大学メディア学部 准教授)
東京工科大学メディア学部
・「CD1000枚オーディション」をおこなう予定。デモを募集し、優秀なアーティストのCDを1000枚無料で作成し、学生がそれをプロモーションする企画。
・「八王子音楽祭」を八王子市に提案する予定。八王子から音楽シーンを作り出す様々な企画をする。
・USTREAM及びセカンドライフでの音楽ライブ配信。セカンドライフはデジタルハリウッドによる協力で実現する。
▼山路 敦司(大阪電気通信大学総合情報学部デジタルアート・アニメーション学科 教授)
大阪電気通信大学総合情報学部デジタルアート・アニメーション学科
・大阪のライブハウスと提携予定。若いミュージシャンの発表の場と音楽ワークショップとの連携を企画。
・民族楽器ライブラリーによる音楽制作用素材集コンテンツの制作と発表。
・ゲームコンテンツ、映像およびアニメーション作品への楽曲提供とサウンドデザインによるOJT(On-the-Job Training)企画。
▼安田 昌弘(京都精華大学人文学部総合人文学科現代文化表現コース 准教授)
京都精華大学人文学部総合人文学科現代文化表現コース
・TMSと連携した京都でのショーケースイベントを企画・実施(前期プロジェクト演習)。
・フィジカルコンピューティングを利用した音環境サービスの企画・実験(後期プロジェクト演習)。
・フランス語圏における日本製コンテンツの受容研究。
・東京工科大学メディア学部
web: http://www.teu.ac.jp/music/
twitter: @tutmusicsupport
・大阪電気通信大学総合情報学部デジタルアート・アニメーション学科
web: http://www.ddaa.jp/
twitter: @ddaa_jp
・京都精華大学人文
web: http://jb.kyoto-seika.ac.jp/
twitter: @jb_seika
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